老眼にはEPAとDHAが効くその訳とその効果とは

老眼 

魚を毎日食べるだけで老眼の症状を和らげる!

老眼鏡をかけることを我慢していると老眼が却って進行してしまいます
加齢により、水晶体の弾性が弱くなると、ピントを合わせることが難しくなり、近くの物が見えにくくなります。この症状を、老眼と言いますが、EPAとDHAを摂取することで、老眼を改善することができます。
網膜は、リン脂質という細胞膜で形成されていますが、リン脂質の5割から6割がDHAで占められています。このことからも、DHAは目に重要な成分であることが分かります。

EPAとDHAは、老眼に効果的であるだけでなく、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、高血圧症といった生活習慣病や、うつ病、認知症、アトピー改善、学習の力の向上など、様々な効果があります。体内で作ることができない成分なので、意識して摂取する必要があります。

それからDHAは、神経細胞の細胞膜を柔軟にする作用があり、脳の活性化や目の網膜からの情報を素早く脳に伝えることで、視力の維持や機能回復といった効果を発揮します。
EPAとDHAが多く含まれている魚は、EPAの場合はマイワシ、DHAの場合は本マグロです。ただし、どちらの成分も加熱調理すると油に溶けて流れてしまいます。確実に魚に含まれているEPAとDHAと摂取したいのであれば、刺身で食べるのが一番ですが、まぐろの赤身は本マグロの6分の1程度の含有量となってしまいますので、気を付けて魚を選びましょう。
また、1日のEPAとDHAの摂取量は、それぞれ1,000mgとされています。
毎日魚の切り身を毎日1切れ食べていると、摂取できます。

EPAとDHAの含有量の多い魚は、本マグロ〉サバ〉ブリ〉サンマ〉サケといった順番となります。毎日トロのお刺身を食べている訳にはいきませんが、シメサバやサンマであれば気軽に食べることができそうですね。
また、寿司にして食べると、酢の血液サラサラ効果との相乗効果で、目の血液をサラサラにして老眼や眼精疲労の症状を軽減することができます。
それから、刺身を食べる場合は、鮮度が落ちてくると消化酵素が半減してしまいます。刺身として美味しく且つ、EPAとDHAをしっかり摂取できるのは、サバとカツオで2日、ブリで6日、マダイで12日程度と言われています。
魚を調理する場合、焼き魚にするとEPAとDHAが2割減、揚げ物に至っては5割減となります。健康を考えると、刺身やカルパッチョなど野菜と一緒に生で食べると、有効成分を丸ごと食べることができますね。
魚を選ぶ場合は、旬の魚が一番脂が乗っていて、EPAとDHAも豊富に含まれていることを覚えておきましょう。

また、EPAとDHAを魚から摂取する場合、効率よく成分を体内に補給するにはどうしたら良いのでしょうか?
EPAとDHAは、魚の眼の脂肪に多く含まれています。他にも、頭、骨、皮などにも多く含まれています。魚のアラを使った汁物や鍋などを作った際には、雑炊などで最後まできっちりと有効成分を食べてしまいましょう。
しかし、サバの味噌煮など味付けの濃い缶詰の汁まで飲んでしまうと、塩分の摂り過ぎとなりますので、缶詰の残り汁はカレーやスープを作る時に混ぜ込んで使用するなどして、有効に活用すると良いでしょう。
一点注意して欲しいことは、DHAは植物性油であるリノール酸を含むものと一緒に食べると効果が無くなってしまうので、調理方法には気を付けて下さい。

因みに、サケはEPAとDHAの含有量がマグロなどと比べると少ないですが、サケにはアスタキサンチンというカロテノイドの一種である成分が含まれています。アスタキサンチンは、強い抗酸化作用が期待できる成分で、網膜に多く存在しています。
アスタキサンチンが豊富に含まれているサケを摂取することで、水晶体の酸化を防いで、老眼や白内障を予防することもできるので、お勧めです。

誰でも年を重ねることで、老眼になりますが、最近ではパソコンやスマホで目を酷使することで、20代でも老眼の症状を訴えている人が増えてきていると言われています。
老眼の進行を遅らせるためには、水晶体の酸化を防ぐことが重要です。普段の食事からEPAとDHAを摂取することが難しい人は、サプリメントで効率よく摂取するのも良い方法です。
老眼に良いサプリメントを選ぶ場合は、EPAとDHAが含まれているだけでなく、アスタキサンチンやアントシアニン、ルテイン、などが配合されているものを選ぶことをお勧めします。

老眼など目に効果のある成分は、体全体の健康効果も得ることができる成分ばかりなので、毎日の健康のためにもEPAとDHAを積極的に摂取して元気に過ごしたいですね。EPAとDHAは、血液凝固阻止剤や血圧を下げる薬を服用している方は、薬との相乗効果を考慮して、医師と相談の上服用するようにしましょう。

EPAとDHAは、目が疲れている時や老眼の症状を実感した時だけ摂取するのではなく、毎日摂取することが大切となります。

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